ニーズは現場にあるのに、現場を見ないで「介護ロポットは最新のトレンドだから導入すべき」と勧めることは本末転倒もいいところです。現場には介護ロボットどころではない深刻な課題が、あるというのに。
最近「ロボット推進事業関係者が語る、「介護ロボット」が普及しない理由」という記事を読んで、そのことが納得できました。
ITコーディネーターとして留意しなければならないことを気付かされる記事でした。
つまり、「経営にITを取り入れるとこんな良いことがありますよ」という観点だけで顧客の相談にのることは厳に慎むべきということです。
IT導入によって合理化できることなんて百も承知であるけれども、現場には目前の片付けるべき課題が目白押しであるという状況は、私自身中小企業で40年以上働く中で、さんざんぱら経験したことです。
そういう意味では、今のユアシスと顧客の関係は非常に恵まれていると感謝しています。
というのは、小規模で課題だらけで本当に困っていることに直接タッチして、場合によっては相談の前の「お手伝い」段階が多いからです。
直接業務にタッチさせてもらえるということは、信頼してもらっているからこそであり、ほとんど無償奉仕の場合も多々あるけれども、現場のニーズが痛いほど分かります。
そして有難いことに、間尺にあった改善を実践でき、ITの限界と可能性をじっくり検証できるという機会が与えられているのす。